100万円の文書通信交通費
先の衆議員当選者への「文書通信交通費」100万円支給が大きな問題になっている。当選決定が月末であったために、決まりとして当月の費用100万が支払われるとか。
このやり方について多くの国民が納得できないことは明らかだろう。一部の議員から「月単位ではなく日割り」にすべきだとの意見が出ているようだが、そもそもこの文書通信交通費なるものが支払われること事態国民からしたら全く理解できないのではないのか。
さらにこの金は、100%我々の税金から出ており、しかもどのようなことに使われようが、使い道を証明する領収書も要らないとのことで、国民からしたら開いた口がふさがらないのではないだろうか。ある議員は、これは議員の給料である「歳費」とは別に、第二の給料として正々堂々と受け取っている人もいて、最近の国会議員の質の悪さは相当ひどいものになりつつある。一方この文書通信交通費のほかに、飛行機や新幹線を利用するための無料パスがあるとのことで、益々この費用はいったい何のためなのかとも思う。
報道では、戦後このような仕組みが作られその後些細な変更はあるものの、今日まで継続され支払われているとされていて、国民感情として、このような意味不明な無駄な経費は即刻廃止が妥当ではないのか。
一方このコロナ禍で、明日の生活もままならない人が少なくない中で、決まりだからとのことだけで、毎月100万円もの大金が、国の税金から国会議員に支払われる現実は、とても許されることではないはずだ。