DAS-JAPAN NEWS 第23号(2016年1月5日)発行!
DAS-JAPAN NEWS 第23号(2016年1月5日)が発行されました。
あけましておめでとうございます。今年も昨年同様よろしくお願いいたします。
昨年 ISO9001 と 14001 の大改正がなされました。 国際規格は時代の変化に対応して定期的に改正され る決まりですが(原則は5年)、今回の改正内容は、 世界的にきわめて評価が高いといわれています。 ひとつは世界的に複数の規格をひとつのシステムと して構築・運用する組織が増えたことへの対応と、 もうひとつは実際的に役立つシステムへの大幅な 見直しがなされた点だと思います。
自然体の仕組みの構築
今回の改正の大きな目玉として「事業活動と規格の一体化」が謳われています。この意味 は、ISO を意識することなく、日常の事業活動を行えば自然と ISO の要求事項をクリヤし ていることをいいます。登録組織の皆様。ISO の要求事項をあらためてチェックしてみて ください。何か日常とかけ離れた特別のことが要求されていますか? 見方を変えることにより、ほとんどの ISO 要求事項が日常の事業活動のどこかに相当する ことに気がつくはずです。一部要求事項に足りない箇所も出てくるかも知れませんが、そ れはそれでその部分だけ追加したらよいだけのことです。このような仕組みであれば、社 員の ISO 離れが起こるはずはありません。日常の事業活動そのものが ISO をクリヤしてい ることになりますから。