恨みを買うような行動は避けること!
大阪のクリニックの無差別殺人で多くの善良な尊い命が失われた。中でも不幸にも亡くられた院長は、人々の精神を病んだ患者に寄り添い、生きる希望を与え続けた立派な医師だったようだ。埼玉医大卒とのことで、たまたま自宅近くにあることから、私もこの医大病院をよく利用している。犯人の動機はまだよくわからないが、家庭がうまく行かずに本人が自暴自棄になり、どうせ死ぬなら他人を巻き込みその腹いせを果たそうとしたことが推測される。
先の京アニ事件によく似た行動であるが、どうせ死ぬなら他人を巻き込んで死のうとの考えがあるように思えてならない。大量の無差別殺人と何ら変わらないわけだが、このような犯罪の背景には、「どうせ死ぬなら他人を巻き添えに!」という心理が見え隠れする。だとすれば恐ろしい話だが、身近にこのような人物はいくらでもいるともいえる。ところで本事件がどのような理由で起こされたのかはまだ明らかにされていないが、このような凶悪犯罪の背景には、必ず「人間同士の恨み」が関係していることが予測される。であれば、他人との付き合いで、人から恨みを買うような行動は、なるべく慎むことがこのような犯罪を防ぐ第一歩ではないだろうか。