散歩の習慣
何時のころからか、気分転換に散歩に出かけることが習慣化してしまった。体調がよほど思わしくない限り、なぜか出かけないと一日が損をしたような気分になってしまう。
時間帯は午後5時ごろからと遅く、約1時間ほど近くを散策して戻るという繰り返しだ。
自宅は東京郊外の大規模団地にあり、もう40年近くこの地に住んでいる。
一頃「病気の9割は歩くだけで治る」という書籍がベストセラーになったことがあるが、実感として当たっている。私の日常の仕事は、パソコンで処理する場合がほとんどなので、散歩はまさに息抜きには最適だと思う。また仕事であれこれ悩んだ時にも、散歩することにより解決策が思いつき、ずいぶん助けられている。
またスマホにより、時間、歩数、消費カロリーなどがわかり、努力の結果が目に見えることにより、日常の体調管理や計画も立てやすくなる。
散歩コースもいろいろあり、住宅地だけだったり、川沿いのコースだったり、小さな山越えのコースもあったりして、いろいろ楽しんでいる。若いころはひたすら稼いだ歩数にこだわったりしていたが、今は季節の草花の変化の方に興味があり趣味の写真に収めている。
それにしても、四季の変化が年々早くなってくるのは年齢のせいだろう。人生が燃え尽きるまで、できるだけこの散歩の習慣は持続したい。