2世議員廃止!
安倍元首相、福田元首相など、親から引き継いだ2世議員は数えられないほどいる。一方首相までは行かなくとも各種大臣の子弟が国会議員の要職についている例も少なくない。
さて国会議員になるためには、まずは国政選挙で勝たなければならないが、親が国会議員であれば、その子弟は親の知名度などで選挙は極めて有利になり、当選する確率は高くなる。
いったい、このような選挙が果たして公平といえるのだろうか?
国会議員が国民の代表だとすれば、このような偏った選挙ではなく、多くの国民を代表した議員を国会に送り込むことこそ、本来の国政選挙ではないのか?
だとすれば、国会議員は「親の七光り」をあてにした子弟を排除し、多くの国民に広く議員になれる機会を与えるべきだと思う。一案として2世議員は立候補できないようにし、多くの国民が政治に参加できるような仕組みに変えるべきだと思う。一般的に、2世議員は育ちがよく、庶民の感覚がほとんどわからない議員が少なくないことも排除の理由だ。
つまり、日常生活を通して普段何かと不便を感じている人こそ、議員として活動してもらうのが、世の中をよくする一番の近道なのだ。とういうことで、限られた一部の議員に任せるのではなく、広く国民に議員になれる機会を与え、かつ国民の代弁者として活躍できる議員がいてこそ、「国民のための政治」が実現できるのである。