郷に従え
仕事柄全国各地を駆け巡っています。その際一番気にかけていることは、「郷に入ったら郷に従え」です。
例えば前泊で地方のホテルに宿泊するときは、あらかじめインターネットなどで名所やみどころを調査しておき、早く着いたときなどは、出かけてみます。カメラ片手に徒歩で1時間程度歩き回れば、たいていはどのような土地柄かが把握できます。そうすることで、翌日の仕事先でのコミュニケーションがうまく行き、仕事をスムーズ進めることができます。
もっとももう10年以上のおつきあいの長い企業に対しては、単なる名所旧跡などではなく、その土地柄の人間性や考え方などに踏み込んだりして、より深い話題で良好なコミュニケーションを維持するようにしています。
一方地方の人は、逆に東京の動きなどを知りたいことも多々あるので、こちらとしては首都圏の最新のニュースなどを整理して提供するようにしています。
私の仕事は、お互いのコミュニケーションを通じて成果を出すことが一番なので、地方へ出かけるときは、前日から「その土地の住人になりきる」ことを心がけています。